室まさ和玉縄教室
ふと立ち止まり、近くの草木や花を見つめる・空を見上げる。と何か新しい世界が開けて来るような気がします。そのような出合いで集まった教室です。
集中し静かに彫る充実した時間を楽しみ、時には苦しみ、最後に出来上がった自分だけの作品を手にした時の達成感が素晴らしく、とても「楽しい時間」を過ごしています。
No.1(2013年4月) No.2(2015年8月)
場所・日時: | 玉縄学習センター 鎌倉市岡本2-16-3 第2・第4火曜日 13:00~15:30 |
問い合わせ: | 後藤会本部 TEL:0467-23-7822 |
「ランプシェード」(室 まさ和)
炎文様のランプシェードです。
炎はその材質により違いますが、紙、木、布等を実際に燃やし、それらに共通する「ゆらーり感」をデッサンし、頭に刻み彫り上げました。
「トレー」(浅井よ美和)
鎌倉彫と出会って4年目の創作展。展示作品のデザインセンスや発想力の素晴らしさに只々目を見張り感嘆するばかりでした。
私の初出展は菖蒲園をモチーフにしたトレー。いろいろ反省点の残る作品でしたが、指輪やネックレス等の身の回りの小物を入れて使っています。
鎌倉彫はデザインする苦しみ(?)から、彫る楽しさ、塗りが上がった時の喜びと満足感、そして使う楽しさがあり、何とも言えない不思議な魅力があります。
「カトレア」(石井紀咊)30年前に初めて出逢った鎌倉彫。
その頃は自分で作るものとは考えられず、遠い存在でした。
旅の記念にと買った1枚の菓子皿、それもたまに眺める程度で、大切に来客用として使っていました。
今では自分の作品がさりげなく食卓に並び、壁を飾り、こんなに身近なものになるとは・・・。
カトレアは初めての創作で、先生からのアドバイスを受けながらも図案から彫りまで、自分なりの思いを込めて取り組みました。
「ひまわり」(小島理水)
初めての創作展は最初からしんどいの一言!
どの形を使うか、デザインは何にしようか、あれこれ迷った揚句、大きなひまわりに決めました。次はどこから、どうやって彫るの??と、又思案の日々。でも先生のご指導の下、何とか完成。
出来上がった作品を前に、大きな喜びでいっぱいでした。そして今又悩みながら、次の作品に向けて頑張っています。
「ざくろ」(森 婦美子)
家とパート先を忙しく往復、達成感や充足感を得られぬ日々。自分はどんな子供だったかしらとぼんやりしていて、目に止まったのが、このざくろの平皿の鎌倉彫体験教室のポスターでした。
あれから数ヶ月、ただただ彫っている時も楽しいものでしたが、こうして形となり、実際に手にした喜びは格別でした。
そして今や、先輩方の様に自分の創作で、いつの日か子供達をうならせてやろうなどと企んで、楽しく鎌倉彫に奮闘しています。