佐竹和京教室

佐竹和京教室

20年ほど前からのお教室です。
基礎的な彫りはマスター済み、それぞれが彫りたいもの、欲しいものを自分のペースで彫っています。
行き詰まったり、迷ったり。そのような時は先生も生徒もなく、助言を出し合ってにぎやかです。
すんなり彫りあがった作品より、苦労した作品のほうが、使っていても愛着があるように思います。(2005年4月)

場所・日時: 鎌倉彫会館 月2回 第2・第4月曜日 9:30~12:30
問い合わせ: 後藤会本部 TEL:0467-23-7822
sata001_1お茶道具(高梨 秀円)

お茶の先生をなさっている高梨さん。

お茶会でも、普段のお稽古でも自分でつくったお道具が大活躍です。
炉ぶち、釜敷、茶箱、棗、菓子鉢など。
棗が横になっているのは図をはっきりさせる為。

88歳、現役です。

 

sata001_2大香合(及川 倫和)

一緒に住んでらっしゃる長女のご主人はお寺のご住職。

そのご住職にお祝い事があり、儀式に使うために作った直径27センチの大香合。
お寺の山号にちなんで龍の図柄です。

及川さん80歳の頃の作品です。

 

sata001_3大鉢(田中 美弥和・吉田 敏子)

直径30センチの大鉢。
田中さんはやげん、吉田さんは地すきで彫っています。

まだ途中ですが、「色はどうしようか?」「何を盛り付けようか?」と出来上がったときのことを頭に描きながら彫っています。

sata001_4茶托

茶托はいくつ彫ったでしょうか。

一番人気があるのはやはり茶托です。
茶碗にあわせて使う楽しみ、デパートでお茶碗を見て、あの茶托にあいそうと考えてしまいます。

差し上げても一番喜ばれるようです。

 

sata001_5教室風景

手を動かすより友達の作品を見るほうが多いかもしれませんが、良い刺激になり、勉強になります。

佐竹和京 記