星野良和四ッ谷教室

星野良和四ッ谷教室 No.3

初めて刀を手にした方々が、今や20年余りも継続し、終点のない工芸を伝統技術を基に現代生活に合う造形やデッサンを楽しく学び、使う喜びを体験しております。
(No.1 2005年3月) (No.2 2005年6月) (No.3 2005年7月) (No.4 2008年2月)

場所・日時: 四ッ谷主婦会館プラザエフ8F JR四ッ谷駅 麹町口前(徒歩1分) 月1回 第1金曜日 11:00~19:00 第1土曜日 11:00~17:00
問い合わせ: 後藤会本部 TEL:0467-23-7822
hosh003_1宝石箱「衣文」(小林幹水)

昔、鎌倉二階堂の伯父の家で素晴らしい鎌倉彫に出会い感激。

子供達が各々独立し、当時のNHK文化講座鎌倉彫夜のクラスに入門しました。
オフィスに通う寸暇に多数彫り続けました。

特にこれを制作するに当たり、美術館などで仏像の裾のヒラヒラした所ばかり眺め、参考にして彫った私の宝物です。

hosh003_2パネル「風景」(松居円恭)

娘婿がしばらくオランダのアムステルダムと首都ハーグの間にあるライデンという静かな大学都市に駐在していましたので、何度か訪ねる機会がありました。

住まいの近くの運河に架かる跳ね橋、ゆったり泳ぐ白鳥の親子、牧歌的なオランダの風景を思い出しながら、このパネルを彫ってみました。

 

hosh003_3丸盆「松月浪文」(松永正円)

この作品は装飾的と思い、床の間に飾っております。

彫りでは松の幹に神経を使いましたが、可愛らしい松の葉が好きです。

 

 

hosh003_4宝石箱「菊花文」(高橋岳和)

鎌倉彫展で作品の持つ「命」、繊細な彫りと表現力、デザインの多様性に感動を覚えた。

知人の外国人に手作りの伝統工芸品をプレゼントできたら素敵だなと思い、後藤会の門をたたいた。

苦労した作品は愛着もひとしおで、手放しがたい思いもあったが、帰国した知人たちに大事にされていると思うと嬉しい。

長年温めていた作品で、ようやく完成し、感慨もひとしおの作品で宝物だと思っている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA教室風景