林比呂和戸田教室

林比呂和戸田教室 No.1

約13年前に開いた教室で、今は鎌倉彫を大切に彫り続けている人たちの楽しいグループです。教材は全員終了し、それぞれ好きなものを彫っています。誰でも参加できる教授会の創作展には1年おきに全員で参加して、自分だけの図案で彫る楽しさを味わっています。
一点物にも挑戦して、秋の市展には石川須和さんの作品が展示されました。皆で市展を鑑賞し、鎌倉散策を楽しみました。
他に四国の徳島教室では、月に一度の勉強ですがここも沢山の作品が出来、地元で二回作品展も開きました。次の機会で紹介させて頂きます。(No.1 2004年11月)

戸田教室では、平成17年12月の後藤会50周年記念展にみんなが参加できた事が最高の幸せでした。
それぞれが友人や家族と共に鑑賞し、みんなから褒められ、見直され、後藤会で勉強できる事の喜びを味わい感激一入でした。
また、沢山の素晴らしい作品を見ることも出来て、今後の勉強にも意欲がわいたようにみえます。
特に好評のオブジェには4名参加し、考え作る楽しさを経験できた事は心に残る喜びです。(No.2 2006年2月)

場所・日時: 埼玉県戸田市 毎月第2火曜日
問い合わせ: 後藤会本部 TEL:0467-23-7822
haya001_1教室風景

月1回の教室では午前から始まって皆で昼食をとってから午後から又彫ります。

三時にはお当番の用意した美味しいお茶菓子でホッと一息、世間話をしたり塗り上がった作品を眺めて感想を述べ合ったり・・・

賑やかで楽しい教室です。

 

haya001_2卓上スタンド(延島 菜咊)

安定感があってフォルムの美しい電気スタンド・・・

これは平でない面を深く彫るのでちょっと大変でしたが、塗りの色も気に入り、毎日枕元で使って重宝している私の愛用品の一つです。

 

 

 

 

haya001_3創作角皿2点(大森 苑和)

始めたばかりの頃、心の奥に何時かは鎌倉彫を自分の図案で彫ってみたいと思いながら勉強してまいりました。

その夢が先生のこまやかなご指導を頂き叶えられ、今はあの刀の鋭さに恐れていた自分が嘘の様に彫りの楽しさに浸っております。

 

 

haya001_4創作長方皿 “ぎぼし” 松村 巳和

初夏の午後、ウトウトと日差しを受けてまどろんで居りました。ふと、顔を上げると庭の隅のぎぼしの葉陰に蝶が見えました。・・・そんなイメージで生まれた作品です。

創作胴張盆 “カブト虫” 石川 須和

過ぎし日、孫と遊んだ夏の思い出を作品にして手元に置きたくなって・・・・

haya001_5創作胴張盆 “石楠花” 岩井 和世

我家の庭に毎年咲く美しい石楠花の花びらの鮮やかな色に魅せられて、思わず写生をしたものを創作として図案化し彫り上げました。今は庭に花はありませんが、お盆の上でいつまでも美しく咲いていて良い記念の作品です。

小筥 “蔓”

竹垣にひっそりと絡まる蔓と葉のバランスが印象的図案にしたものです。思い出の作品です