小川和景教室
土曜日と日曜日の教室ということもあり、男性が多く、ほとんどの方がお勤めや学校へ行きながら鎌倉彫を楽しんでいます。無理せず、マイペースで作品を仕上げています。
鎌倉彫後藤会のカリキュラムに沿い、基礎となる教材をきちんと彫り、刀研ぎもしっかり身につけて欲しいと考え、時には厳しく(?)指導しています。
ウイークエンドの気分転換に鎌倉彫はいかがでしょうか。気軽に教室へお立ち寄りください。
体験教室も随時行っています。(2005年4月)
場所・日時: | 鎌倉彫会館 月2回 第1・第3土曜日 第1・第3日曜日 9:30~12:30 |
問い合わせ: | 後藤会本部 TEL:0467-23-7822 |
後藤会の教材の椿の八角手鏡です。
20年前はじめて箱ノミを手にして彫った作品で、とても新鮮な気持ちで取り組んだことを思い出します。
飾額
10年前に彫ったものですが、好きな作品の一つです。
可憐なコスモスの花を束ね、キメ彫りと浮し彫りで表現してみました。
パネル
この孔雀のパネルは、現代鎌倉彫コンペティション’00に出品した思い出深い作品です。
孔雀の美しい羽を彫ってみようと思い、試行錯誤しながら夢中で刀を動かしたのを覚えています。
随所に箱ノミを使いました。
楕円皿
今年の「鎌倉彫後藤会50周年展」に教室作品として出品を予定している楕円皿です。
各自が好きなチューリップを写生して、図をつくり、彫った作品の一部です。
塗りあがりを楽しみにしているところです。
20枚の皿から色とりどりのチューリップが咲いてくれるでしょう。
完成した作品を是非見に来てください。
教室風景
塗り上がったばかりの碁器(塩田方渚 作)を見ながら、しばし話に花が咲きました。
この作品も50周年展に出品される予定です。
小川和景 記